交通事故と廃車と点検

大地震のような災害は別にして、さまざまな事故のうちで、最も重大なのは交通事故です。日本でも、自動車事故による死亡者は毎年およそ1万人で廃車も増えています。けが人が多いのも自動車事故の特徴で、年間およそ90万人もの人が負傷しています。さらに、交通事故の怖さは、だれが、いつ、加害者になるか被害者になるか、全く分からないところにあります。

車の点検をしっかりしていた自分には過失がないように思えても、人を死なせてしまえば重大な責任がのしかかってくるのです。交通事故を防いだり、廃車を減らしたり、けがの程度を軽くするために、いろいろな点検と工夫が続けられています。シートベルトだけでなく、エアバッグをつけたり、衝突に備えて車体を強化したりといった車の側からの対策があります。あるヨーロッパの自動車会社は、自分の会社でつくった車が巻き込まれた事故現場にかけつけ、車の壊れ方や、人に与えた様子などを点検して、その結果が科学的に分析されて安全な車の開発に生かされますので、結果的に廃車を減らすことにもつながります。

政府や自治体は、道路に照明灯や信号機、ガードレールなどを設けて、交通事故を防ごうとしています。運転免許をとるのに、何十時間も練習したり、集団で登下校したり、自転車に乗るときにヘルメットや反射板で身を守ろうとするのも、全て交通事故を防ぐという目的があってのことです。しかし、交通事故のニュースがない日はほとんどないほど事故を防ぐのは難しいのですから、運転には細心の注意が必要です。

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